悲劇の姫〜海賊になった少女〜

「暇だよなぁ」


ドレスに着替えながら呟いた


「暇なら、港に戻るか?」


「ううん、大丈夫…って、いつからそこにいたの?」


「お前が脱ぎ始めたとき」


「え…はじめからみてたの?」


「おう、凹凸の少ない体だな!」


自分でも顔が真っ赤になるのが分かった


「余計なお世話よ!」


ルイに近くにあったクッションを投げつけ部屋から追い出した。
< 99 / 154 >

この作品をシェア

pagetop