人魚姫の真実
それから2時間程度、その喫茶店で話をしていた。

「へぇ~じゃあ晃クンは彼女いないんだ」

「ちょっとハル!!俺以外のヤツに惚れんなよ!」

「ハイハイ。そう言って他の人に惚れてんのは誰?」

「ぐっ・・・」

「アハハッ!!」

彼と話せた。

それだけで楽しく過ごせた。

この時だけは佐藤先輩に感謝しようと思う。

だって、佐藤先輩のおかげで彼と話すことが出来たから。

「晃クンはどんな人がタイプ?」

美春さんの質問にドキッとしてしまった。

「やっぱり可愛い子かな。たまに気の強い女子っているじゃん。あーいうのって苦手だなぁ」

「俺はかっこいいと思うけどな」

「へぇ。俊也はそういう女子が好きなんだ」

「バカ野郎!!どんなヤツでもすきだよ!」

やっぱり佐藤先輩はタラシだと思った。

彼は可愛い子が好きなんだ・・・

それじゃあ私の学校での姿は好きになってもらえない。

また私は肩を落とした。

「じゃあ姫ちゃんとかタイプでしょ」
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