薬指の約束は社内秘でー婚約者と甘い生活ー【番外編】
見つめ合って笑いあえる、こんな時間が何よりも愛しく思う。
もしかしたら、こうしてゆっくり流れる平穏な日々は、小さな幸せの積み重ねで築き上げられているのかもしれないな……。
そんなことを思いながら、「じゃぁ、行ってくる」と玄関を後にした彼に笑顔を見せた。
優生を見送ってから数時間後。
青山にあるドレスショップに、美希ちゃんとふたりで来ていた。
優生と来る予定だったけれど、彼は仕事が入ってしまったし。
「一人で行こうかな」と思っていた矢先に、昨日の合コンが不発に終わった美希ちゃんからランチの誘いがあった。
ちょうどドレスの予約を入れたのがお昼前とあって、彼女に付きあってもらったというわけなんだけど。
もしかしたら、こうしてゆっくり流れる平穏な日々は、小さな幸せの積み重ねで築き上げられているのかもしれないな……。
そんなことを思いながら、「じゃぁ、行ってくる」と玄関を後にした彼に笑顔を見せた。
優生を見送ってから数時間後。
青山にあるドレスショップに、美希ちゃんとふたりで来ていた。
優生と来る予定だったけれど、彼は仕事が入ってしまったし。
「一人で行こうかな」と思っていた矢先に、昨日の合コンが不発に終わった美希ちゃんからランチの誘いがあった。
ちょうどドレスの予約を入れたのがお昼前とあって、彼女に付きあってもらったというわけなんだけど。