青空の下月夜に舞う
あ。
声に出たかは分からない。
視線が会ったのは確か。
なのに。
「ここ来てみたかったんだぁ~。慶太郎何が好き?」
「しーちゃんが好きなやつでいいよ」
「やばーい。迷う~」
直ぐに反らされた視線。
話しかけるな、って事?
つか。話しかける程の仲でもないよね。
私は休憩に出る為、再び従業員扉に手をかけた。
――――15分後。
何で居るのよ。
店内席には目立つ金髪と、先程の彼女。
どこで食べようが自由だけど……
何で食べるの……?みたいな。変な気持ち。
とりあえず気にする事なく居ようと思ったら。
ガタガタっと、椅子を引く音がして目を向ける。
すると、慶太郎が立ち上がり。
え。え。え。
私との距離を詰めて来た。