青空の下月夜に舞う


【明日。5時に迎えに行くね】



携帯を握る手が。震えた。






――――ガラガラガラガラ……



アスファルトに響くスーツケースを引く音。

セナに、【今日休む】とメールを送り、向かう先はホテル。

チェックインを済ませると、さっきまで寝ていたのに直ぐにベッドに横になった。



今日、いつもの時間に起きて、裸女が玄関に来るかと少し待ってみたけど、シンと静まる廊下の扉が開かれる事はなく。


裸女には色々衝撃を受けたけど、約束の一週間という期間は、裸女も含めてだとしたら。

何だか凄く……嫌、ちょっとキツイかも。



仲良くなったのも、私の思い込みで。
慶太郎や、響。ミナや祐也。
言われて仲良くなったんだと。
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