青空の下月夜に舞う
玄関に入ると、中から鍵を閉めた裸女は、

「つまんなーい」

と声を廊下に響かせて、リビング方向へ進んだ。


鍵。

かけていいの?

何やら裸女は皆と知り合いみたいだし、気にしないでいいのかな?

てかお風呂入りたいんだけど、勝手にいいのかな?
ここは外に入りに行くべき?
いやいやいや。それより私は今リビングに行けばいいの?部屋に行っていいの?


あーーーもう!!!


靴を脱いで、私が選んだのは。左。

リビングへと足を向けた。




扉は開けっぱなしで、冷蔵庫の前でゴソゴソしてる。


「あ、の……」

「あった!まみちゃん、チョコアイス食べたいでしょ?」


満面の笑みで振り返る。

けれど、手にアイス持ってる訳でもないし、冷蔵庫を閉めた。


嫌がらせ?


と。

思わず言いたくなる行動に、


「はっ……」


変な笑い声が出た。
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