青空の下月夜に舞う

「今更なんですけどね?」

「うん?」


制服に手をかけて、既にボタンを全部開けている裸女に声をかける。


「い、一緒に入るんです、か……?」


この場になるまで気付かなかった私も私だけど。
入るの?一緒に?!

私の言葉に対し、平然と口を開きながら、ブラウスを脱いだ。


「うん。早くしないと覗かれるよ?やられはないけど、思春期真っ只中の男が、十人はいつもこの家に帰って来るし」


「……」



私は迷わずボタンに手をかけた。


覗かれる、なんて頭に無かった。
それならこの人に見せた方がマシだ。

大丈夫。
私温泉とかお風呂やさんで、隠さないタイプだから。

必死に自分に言い聞かし、ダッシュで服を脱ぎ捨てると、脱いだ下着をしっかり制服の下に隠して、裸女とお風呂に入った。
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