青空の下月夜に舞う
バラエティー番組を付けて、デザート特集をやってたから、「うまそー」との声が部屋に響く。


ソファーに座る男三人はテレビを見てる。

床に座る男の人達も、テレビを見てる人も居れば、忙しそうに、スマホに指を滑らせる人。

漫画を読む人や、ゲームをする人。


全て食べ終えて、袋にゴミを纏めると、この先どうすればいいのか、また迷う。


正直全然リラックス出来ない。このリビング。



まず私は何で、この部屋に住むのを拒否しなかったんだろう。

智恵さんから振り込まれた30万。
雄大から受け取った30万。
通帳の残金。


ホテルでいいじゃないか。

響に威圧されたからって。


はあ……



「あ?」



ご飯のせいで気を抜いてた!
リアルにしちゃった大きなため息。

それを見事に拾ったのは、私の斜め前に座る響だった。
< 76 / 319 >

この作品をシェア

pagetop