青空の下月夜に舞う

たたたたため息ぐらいで!凄まなくてもよくない?


「お、お腹いっぱいになりすぎて苦しくて……」


言い訳が他に見当たらず、口にした言葉は自分で自分を誉めてやりたい。

無難な答え!

小心者丸出しだけど仕方ない。
怖いんだもん。


「……チッ……」

「は?」

「ああ?!」



はう!!

舌打ちに反応しちゃった!
だってそんな!そんなあからさまに嫌な態度取らなくて良くない?


助け船を願い、祐也を見るけど……ダメだ。
スマホと恋人になってるよ。

白のスマホとにらめっこ中で、隣の裸女は目を丸め、慶太郎は目を向けているだけ。


「何、お前」

「何、と言われましても……」



困ります。
こちとら、只今名前を再確認されたばかりです。
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