青空の下月夜に舞う
「ため息なんか吐いてっと、周りが嫌な気分になるだろーがよ」
響が放った言葉に。
カチンときた。
と、同時に、部屋中の視線がこちらを向いている事が。
痛いくらいの視線がささる。
けれど。
さすがにそれはないんじゃないかと。
震える唇を噛みしめた。
ため息で雰囲気悪くって……
明らかな言い掛かりなんじゃ……
そして。
私を見て鼻で笑った響は。
「大体そのしどろもどろな敬語も何なんだよ。聞いてて気分悪い。言葉づかいも知らねえのかよ」
「……気分悪くしてるのはどっちよ」
もう。黙って居られなかった。
「あ?」
睨みをきかし、凄まれたけどもう関係ない。
「私がここに居たくて居ると思ってんの?バカじゃないの?あんたが言ったから居るんでしょう?」
いつの間にか話してるのは私達だけ。
「祐也のバイクに乗ったからって。バカみたいな理由を納得もしてないのに、従ってる身にもなれっつーんだよ!」