極彩色アリス
楽しそうに、待ちきれないとばかりに興奮した兎が話始める。
もう、先ほどまでの殺気は薄れていた。
『まず、明日の朝食後はアリスの間でアリス会議をしてもらいます』
「朝も? 夜の分か?」
『夜は夜でちゃんとやってね♪ そこでゲームの説明をするからちゃんと集合してね』
「あわわ…、ホントに…始まるんだ…」
『その後は少しの休憩』
「休憩ですか? どうしてですか?」
『ゲームの準備とか、心の準備とかいろいろあるでしょ? それをする時間だよ』
「それが終わったら待ちに待った…、」
『極罪式ゲームの会場に集合だよ。 会場は朝の会議で知らせるから待っててね』
兎は淡々と説明するとくるくると回り出す。
止まるとおしりを向けて振り動かす。
おちょくってる?
『ゲームは強制的に全員参加。 ただし、特別な理由がある場合は例外として認めるよ』
例外として…?
どんなことなんだろう。
『じゃ、これで明日については終了♪ 残り1日、有意義に過ごしてね♪』
兎は一方的に話を終わらせるとダイニングを出ていった。
嵐が去った後のように皆微動だにしなかった。
私でさえ、足が震えてきた。