いちご
苺はどんどん、女の子を好きになりました。


僕が人間だったら、どんなに良かっただろう。


何度も何度も泣きました。



苺の体は、毎日外に出るおかげで、元の緑に戻りましたが、毎日泣いているせいで、沢山のブツブツができました。



「苺さん。一度で良いから、あなたと話してみたい。お話ししましょう?」




しかし苺の声は、出したくても出せないのです。



苺はもう緊張なんかしていないけど、しばらく声を出していなかったせいで、声が出なくなっていたのです。


「苺さん、苺さん。」



女の子はそれが分からない為に、苺に話しかけて来ます。



その時。



二人で居る所を、他の人間に見つかってしまいました。



「お前、人間と話していたな?おい、女!お前も罰を与える!」



そう言ってその人間は、女の子に掴み掛かろうとしています。

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