よくばりな恋
「海斗くん、翠ちゃん、院長先生から1週間のお休みもらったんですって。ごゆっくりね」
ちはやさん、ごゆっくりって!
先生はわたしを担いだまま自分の車まで歩き、後部座席にわたしを入れた。抗議しようとしたのに、先生は全身で怒っていて、気後れしたわたしは黙り込むしかなかった。
先生のマンションに着き、車から降ろされると、怪我をしていない右手をしっかり握られて、なかば引き摺られるように部屋まで行く。
鍵を開けて玄関に入った途端、壁に押し付けられて先生の2本の腕の中に閉じ込められた。
「先生、なんで・・・・・・・・・・?」
返事の代わりに唇が押し付けられる。
逃げようと顔を背けても許してもらえない。
口を強引に割られて、舌を嬲られる。