よくばりな恋


切れた頬の内側が痛くて涙が出た。

それでも先生の舌はわたしの口内をいたぶる。

「・・・・・・・・・・お仕置きだ。今日は泣いても怖がっても途中でやめてなんかやらない」

今度はお姫様抱っこでどんどん部屋の中に入って行く。わたしはまだ片方の靴を履いたままだ。

「先生!嫌だ!わたしはもうこの部屋には来たらダメやの!」

「何を言うてるんや!勝手に決めるなアホ!理由を言うてみろ!」

ベッドに投げられ、先生がわたしの身体の上をまたぎ、シャツワンピースの前をはだける。

「・・・・・・・・・・やあっ!先生やめて!好きやないのにこんなことーーー!」

「翠っ!」

「他の人とけっ・・・・・結婚するのに、こんなことで・・・・・できな・・・・・」
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