禁止すれすれ!?恋愛
 いつもより早目にお風呂から出る。

 濡れた髪にタオルを被ったまま居間に行こうとドアの前に行くと、裕介の声が聞こえた。


 「あれってさ、わざと?」


 誰かに話し掛けてるみたいだ。



 なんか真剣そうな口調だし……今入って行ったら邪魔になるかな?



 一旦部屋に行こうと方向転換をしようとした時。


 「知ってるんだろ?
 ちょっと汚ねぇんじゃねぇの?
 親父。」



 親父?
 ……って、浩太のことだよね?



 思わず足を止めて耳をすませてしまう。

 悪いとは思いながら、盗み聞きをする。



 ゴメン
 裕介。



 心の中で詫びるけど、裕介には聞こえないね。

 でもそんなことより、今はなんで裕介と浩太が電話で話してるのかが気になった。


 「知っててこうしたんだろ?
 何があっても知らねぇよ。」



 こうした……って、なに?
 なにかしたの?



 「さぁ…
 なにその自信?」


 どんな話をしてるのか、全然見当つかない。


 「じゃあ。」


 電話が終わったみたいだ。



 さて、この後どうしよう?

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