禁止すれすれ!?恋愛

 「今から見たいテレビとかある?」

 「え?
 ううん。」

 「じゃあ
 俺見ていい?」

 「いいよ。」



 っていうかそんなのあたしに了承得なくていいのに。

 自分の家なんだからもっと好きにしていいのに。



 もしかして気を使ってくれたりしてるのかな?なんて思って、優しいな、ってちょっと感心したり。


 「一緒見る?」


 コップを片手に裕介がソファに座りながら聞いてきた。


 「うん。
 何見るの?」


 あたしもコップを持って裕介の隣に座る。


 「番組。」



 その番組名が知りたいのに……



 「うん。」


 とりあえず頷いておく。

 ブラウン管に写されたのはけっこう前から放送されている、クラスの大半は見てるっていう番組。

 あたしはその番組を見るのは今日が最初。



 裕介も見てるんだぁ。



 なんて思いながら司会者やタレントさん達のトークを聞いていた。

 最初は一緒に笑いながら見てたのに、番組も終盤になってくると裕介があたしの顔をガン見しだした。


 「……な、なに?」


 最初は気のせいだと思ってたけど裕介を見る度に目が合って尚も見続けてくる。



 これは気のせいなんかじゃない!

 言いたいことあるならさっさと言ってよ!!

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