素顔のキスは残業後に【番外編】第2話完結
「早く出ろよ」とばかりに鳴り響くそれは柏原さんのスマホで、彼もその音に絶対気づいているはずなのに。
なぜか完全無視を決め込んでいる。
「あのっ。出た方がいいんじゃぁ」
「出てもいいのか?」
「いいですよ。だって急用かもしれないですし」
そう言って少し柏原さんから距離を取ると、「へぇー」なんて他人事全開の声を返され、体を起こした柏原さんがスマホを手に取った。
電話の邪魔したら悪いよね。
そう思い彼から距離を取ろうとしたら、少し前の触れ合いでまだ熱を持っている素肌が背中ごと包み込まれた。
なぜか完全無視を決め込んでいる。
「あのっ。出た方がいいんじゃぁ」
「出てもいいのか?」
「いいですよ。だって急用かもしれないですし」
そう言って少し柏原さんから距離を取ると、「へぇー」なんて他人事全開の声を返され、体を起こした柏原さんがスマホを手に取った。
電話の邪魔したら悪いよね。
そう思い彼から距離を取ろうとしたら、少し前の触れ合いでまだ熱を持っている素肌が背中ごと包み込まれた。