ダーリンは財閥

貴方を愛してます

今日は結婚記念日二年目。

私は家で食事の支度の真っ最中。
拓哉は仕事で早く帰って来ることになってた。

希美は私の母さんが見てくれたので私は料理に集中した。

夕方拓哉のお母さんが来て

「愛に渡したい物あるの」

と私はソファーに座った。

「希美は見ててあげるから拓哉にも休暇取らせて行って来なさい
夫婦水入らずで沖縄」

私の目から涙が落ちた。

「お母さんっ!」

「愛沖縄行きたかったんでしょ。だったら受け取ってちょうだい」
私は泣きながらチケットを受け取りお母さんに抱きついた。

「お母さん有り難うございます」
お母さんは

「あらあらのんちゃんの前で泣いたら不安がるわよ」

と背中をトントンと叩いてくれた。

夜7時に拓哉は帰宅した。

私は沖縄の事を拓哉に伝えると拓哉もお母さんに抱きついた。

「母さん有り難う、
でも希美大丈夫かな
俺達いなくても」

お母さんは

「子育ての先輩が二人もいるのよ心配しないで楽しんで来なさい」
私と拓哉は頭を下げた。

それから皆でお祝いして皆が帰った後私と拓哉はベランダで夜空を見てた。

「沖縄の夜空綺麗だろうな愛」

「うん!
すっごく楽しみだね」

私の隣に拓哉がいる空間が本当に癒された。

久しぶりの二人っきりの旅行に私はワクワクしてた。

星空は本当に綺麗だった。

部屋に入ると希美はスヤスヤと夢の中だった。

拓哉は希美を見ながら

「只なぁお嫁さんに行くんだもんなぁいずれは
そしたら俺より相手だもんなぁ」
と言うから思わず笑ってしまった
「拓哉には私がずっといるよ」

拓哉は抱きついて来て

「愛たまにはしようか」

私は真っ赤になりながら

「明日っ早いから寝るよっ」

拓哉は私をお姫様抱っこして

「逃げても無理っ抱きたいから」
そのまま拓哉のペースに乗せられそのまま拓哉に抱かれた。

拓哉に腕枕されながら頭を撫でられると本当安心した。

「愛は本当可愛いな、
俺マジに幸せ過ぎてたまに怖くなる時あるんだ」

私は拓哉に抱き付き

「夢じゃないよ拓哉」

と軽くキスした。

拓哉は真っ赤になった。

「拓哉の照れた顔好き」

と又キスした。

拓哉は照れ隠しなのか

「タバコ吸ってくる」

とベランダに出たから私は拓哉を後ろから

「大好き」

と抱きしめた。

拓哉はむせながら

「今日の愛積極的過ぎ」

と笑ってた。

「今日はずっと拓哉を見ていたいんだよね、変かな」

拓哉は

「寒いから中に入ろう」

とソファーに二人で座った。

私は拓哉の顔の一部一部を指で触った。

拓哉はくすぐったそうにしてたけど触りたかった。

「拓哉の全てが大好き」

と抱きついた。

拓哉は

「俺も愛の全てが大好きだよ」

拓哉の顔が真上にあるけど恥ずかしさはなかった。

私は自分から拓哉に

「拓哉大好き」

「俺も大好きだよ」

キスを何度もした。
< 59 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop