ダーリンは財閥

初出勤

拓哉さんと会って以来私は会社に行くのが楽しみで仕方なかった。
そしてとうとうその日が来た。

朝御飯も緊張のせいか余り食べれなかった。

私は司にメールをした。

「これから出勤するよ。
メチャクチャ緊張するよ。」

直ぐに電話が来た。

司の電話で緊張は一気に解けた。
電話切る時に

「浮気するなよ」

と言われて、私は

「うん分かった」

と電話を切った。

会社に着き部署に案内された。

デザイン開発部。

代表は拓哉さんだった。

私は自己紹介をして拓哉さんに呼ばれたの部署の外に出た。

拓哉さんは

「これこの前トイレで落としたでしょ?
喫茶店で渡すの忘れてた」

「わざわざすみませんっ」

私はハンカチがない理由がやっと分かった。

「気軽に接してくれて構わないから、何か分からないことあったら遠慮なく来て」

と部署に戻って行った。

私も部署に戻りチーム長の下デザインの開発案に取り組んだ。

ランチの時間になり私は作って来たお弁当を広げた時だった。

「今どき弁当作る子いたんだぁ」
と後ろで声がした。

私は振り向いた。

「あっ拓哉さんっ」

すると

「俺も自作のこれ」

と照れながら弁当を出して来た。
「あっ!
そうなんですね!
良かったらどうぞ」

と言った。

拓哉さんは

「久しぶり誰かとランチするの」
と嬉しそうだった。

ランチ食べながら拓哉さんは色々話をしてくれた。

ランチも終わりに近ずいた時だった。

「今日夜飯どう?
ランチ楽しかったからそのお礼」
私は返事に迷ってしまった。

「夕方迄に返事宜しく」

と拓哉さんは部署を出て行った。
拓哉さんといると本当ドキドキした

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