虹色の騎士団

まさか未来のお父さんは……!!!

思わず顔を、がばっ!!っと上げてしまうと、

未来はオレを見て、青くなった顔で少しだけ微笑む。

「大丈夫…。今もピンピンして仕事してるよ。」

「そ、そっか……。良かった……!!」

安心して大きく息を吐き出す。

「…日向は優しいねー…。
ぼくの父さんに会った事ないのに、
そんな風に思うんだ…。」

「ふ、普通誰だって思うだろ………!!!」

上げたままにしていた頭に手が伸びて来て、
再び未来の身体に付けられる。

「完璧だと信じていたあの父さんですら、
失敗して大怪我する事がある……。

それを実感した途端…
ぼくの中にスタントに対する恐怖が生まれて………。

今まで自分がしてきた事を思い出すだけでも、
震えが止まらなくなってしまった…。」

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