虹色の騎士団

「ああああの!!自分は!!!その……!!」

これ以上ない程に真っ赤な顔で吃りまくりながら、
勇武はジリジリと後退していき……

「お楽しみ中に失礼いたしましたっ!!!

じ、自分に構わず続けて下さいっ!!!!」

そう言うと、襖を勢いよく閉めてしまった。

遠ざかる足音を聞きながら、オレはガクッ…とうなだれた……。

さ、最悪の形で誤解されてる………。

怒りが沸々と沸き上がって来て、未来の腹を思いっきり殴ってやろうとしたら

あっさりと身体を離して逆側に避けられた。

「お前……何、考えてんだよっ!!!!」

怒鳴るオレを気にする様子もなく…。

手を伸ばして枕元に置いてあったトレーから

ミネラルウォーターのボトルを取り、のほほんっと答えてくる。

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