虹色の騎士団

ち、近すぎて逃げられない!!

そう思って首をすくめた時……

チャリッ……。

頭を通して何かを首にかけられた。

「…………?」

オレの首には、アクセサリーがぶら下がっていた。

手にとって見てみると、

ちょっと長めのシンプルなシルバーチェーンの先に、
何か複雑な形した鍵が付いてる…。

「何だ、これ……?」

未来がオレの頭に手を置きながら、にっこり笑う。

「話聞いてくれてー…、一晩中一緒にいてくれた日向へのお礼。」

「昨日の……?」

「…と言っても高価なものとかじゃ全然ないんだけどねー…。

でも…ぼくにとっては大切な物なんだ。」

未来は鍵を手に取り、そっ…と親指で撫でる。

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