虹色の騎士団
「真宵が日向の事を
すーっごく心配してる気持ちは分かってねー…。

悪いのはー、
日向に何も言わなかったぼくらなんだからさー。」

「いや…悪いも何も…」

結局3人はオレを心配してくれたんだし…。

「でもこの様子なら、心配ないみたいだな。」

抱っこされながらキョトンとしてるカイリの頭を、
凛は片手で優しく撫でる。

「ほら、今日からここがお前の家だぞ。」

凛に玄関に下ろされると、
カイリは不安そうにオレの足にしがみついてきた。

「よし、おとーさんと一緒に入ろう?」

靴を脱がして手を握り、リビングに入って行く。

オレも久々の我が家だし、なんか変に嬉しかった。

一旦未来と凛にカイリを見てて貰い、

家中の窓を開けて空気を入れ換え、

台所の蛇口を下ろし、しばらく水を出してから
お湯を沸かす準備をしていると、

思ってた以上に早く兄貴が帰って来た。

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