虹色の騎士団

「今夜は、カイリ君には
日向君のTシャツ着させてあげてくださいね。

大きいとは思いますが、仕方ないですし。

…勿論、兄さんのでもいいんですが……。」

最後の方、ちょっと言いづらそうにしてるけど、言いたい事は分かる…。

「自分の身長は自覚してるからいいよ……。」

「ひ、日向君は成長期なんですから、これからですよ!!」

アテにならない励まし方されてしまった…。

オレの身長は中学生の時、
ピタリ…と止まって以来、
どんなに牛乳飲もーが、煮干し食おーが頑として伸びてくれなかった。


元々小学校の頃から、かなりチビだったけど…。

オレの持ってるサイズぴったりなTシャツなら、
カイリの足が隠れる位だろーけど、

兄貴のを着せたら、引き摺りまくって歩けないよな…。

兄貴の身長は、勿論凛達よりはかなり低いし、華奢だけど、
オレや真宵よりはデカい。

…因みに…ワースト1は勿論オレだけど…。

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