真逆な双子と恋愛三角関係
「そっかー。
たしかにリン、ママと料理一緒にするとき、野菜切ることもできなくてママに、
『もうしなくていいよ』
って言われてたもんねー。」
「えっ、まじかよ、鈴原〜。」
秀はそうやってまた笑う。
私も無理に笑ってごまかした。
真剣に頑張った結果何もできなくて
ショックだったのに
リコに笑い話に使われたのが嫌。
リコは私の格をどんどん落とそうとしているんだ。
「あ、そうだ〜。
晴山くん、私たちのことどっちも「鈴原」だとわかりにくいから、私の事下の名前で呼んでもいいよー。」
え?
リコの発言に目を丸くした。
友達でもないくせに、
なんでそんな馴れ馴れしい呼び方を許せるんだろう。
「あー、ごめん。…名前知らない。」