地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
入り口のそばにあったエレベーターに乗るとすぐに会場についた。




入り口の扉は一部透明ガラスでできていて中の様子が見えた。



「ここかな?」



会場とはいっても、
10~20人ほど入ればいっぱいになるような個室だった。



ひいふうみい・・・
見える分だけ数えても6人は座っているのが見える。



「鹿男いるかな?」



宇崎が恐る恐るのぞき込む。




「めんどくさい早く入りなよ。」




と、私は宇崎を押して中に入れた。



バタン。




鹿がいた。



しかも、目の前に。




「あわわわわ」




急なことに慌てふためく宇崎。




私は、なんとなく扉を閉めた。




「お前、マジふざけんな!!」




中から、何か聞こえる。
よくあることだ。
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