地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
―放課後の駐輪場―



「絵里。どこでこんな衣装を手に入れてきたんだ?」



赤く胸元の空いたセクシーなキャバドレスを着た宇崎が言った。



「さっき、演劇部から借りてきた。」



「へ~?お前にそんなコミュ力があるなんて知らなかったよ。」



失礼な男だ。私をなんだと思っている。




『演劇部のみなさん。ちょっと趣味で借ります。探さないでくださいby宇崎』
ってちゃんと書置きしてとってきたと言うのに。



「でも、これ薄すぎねぇ?下がスースーするんだけど…。」



「宇崎、伝説を相手にするってのは大変なんだよ。ついでに口紅塗ってやるからこっち来なよ。」



「お?おぅ…。」



顎にもたっぷりと塗った。
少し、ずれてる気がするけど、まいっか。



「できた。」



「サンキューな!」
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