WILL ~あなたの願い、叶えます~
改めて言われると、本当にこのままケンカ別れでいいのか、という疑問は湧いてくる。


許せない、許す気がないにしても。
会ってちゃんと話したいとは、……思わなくもない。

いや、やっぱ会いたくない。
いや。
……ううん?


考えている間に勝手に私のスマホをいじくった麻里ちゃんが、

「ほら私の番号登録しといたから。話は後でじっくり聞くわ。とりあえず行こ」

遅刻する、と、さっさとドアを開けて私を押しだした。
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