WILL ~あなたの願い、叶えます~
短いやり取りに麻里ちゃんが声を立てて笑って、さっさと行け、と店長に追い立てられて売り場へ出た。


「今日私、レジ開け担当だから」

「はーい。んじゃ、お昼に!」

レジ周りの準備や入金に向かう麻里ちゃんと別れ、ウィンタースポーツコーナーへ向かう。


シーズンインを前に急ぎでチューンに出された預かり板が結構あって、その1枚を出し、準備を始める。

ああそう言えば、自分の板も一昨日滑ったまんまノーメンテだった。
他人のエッジの錆取りしてる場合じゃないんだけど、な。
< 36 / 353 >

この作品をシェア

pagetop