孤独女と王子様
「心の中では嫉妬とヤキモチばっかりだよ。コイツが由依ちゃんの"最初の男"なのかと思ったら、悔しくて」

僕はパジャマを着ている由依ちゃんを正面で抱き締めていた。

「由依は僕のだ」

頭の中が一気に由依ちゃんで一杯になり、素早く由依ちゃんを一糸纏わぬ姿にすると、その体を存分に味わった。

何度も何度も…
その回数の何倍もの"由依、愛してる"の言葉を囁きながら…

ふと、今日ここへ来た目的を思い出して由依ちゃんに言った。
僕が誉めると、既に何回も昇りつめていた由依ちゃんは照れてさらに顔が赤くなった。

由依ちゃんの人としてのスキル。
赤くなった顔の可愛さ。
そして僕に組み敷かれた時の妖艶な女の顔。

その全てが、僕の男としてのタガを外す。

「ごめん。このままだと由依の体壊しちゃう」
『いいよ。壊して…』

その由依ちゃんの艶のある声色が、一層僕の由依ちゃんへの愛情を溢れさせる。

『私も剛さんと同じ気持ちなの。どうしたら私の気持ちが満足するのかな。剛さんを私で一杯にしたい…気持ち良くしたいの』
< 239 / 439 >

この作品をシェア

pagetop