孤独女と王子様
「どうしたんですか?」
"剛くんの結婚した奥さん、由依さんって名前?"
「はい、そうですけど」
"とにかくすぐ東都大医学部付属病院の救急に行って!奥さん、木塚駅の改札出たところで急に倒れて、救急車で搬送されているの"
「え?」
僕は宴会部長と幹事と主役のプランナーにひと声掛け、足早にタクシーで病院へ向かった。
タクシーの中では、生きた心地がしなかった。
由依ちゃんの無事を、どうか、助けてください。
それだけを祈った。
良美さんからは、救急外来の受付で良美さんの旦那さんの桧山先生を呼ぶように指示されていた。
救急外来は、思ったより静かだ。
待合室の椅子に腰かけていると、離れた足音もしっかり聞こえた。
良美さんの旦那さんには、初対面だ。
『剛くん、だね』
「はい」
お互い名前だけは知っていた。
僕は立ちあがった。
"剛くんの結婚した奥さん、由依さんって名前?"
「はい、そうですけど」
"とにかくすぐ東都大医学部付属病院の救急に行って!奥さん、木塚駅の改札出たところで急に倒れて、救急車で搬送されているの"
「え?」
僕は宴会部長と幹事と主役のプランナーにひと声掛け、足早にタクシーで病院へ向かった。
タクシーの中では、生きた心地がしなかった。
由依ちゃんの無事を、どうか、助けてください。
それだけを祈った。
良美さんからは、救急外来の受付で良美さんの旦那さんの桧山先生を呼ぶように指示されていた。
救急外来は、思ったより静かだ。
待合室の椅子に腰かけていると、離れた足音もしっかり聞こえた。
良美さんの旦那さんには、初対面だ。
『剛くん、だね』
「はい」
お互い名前だけは知っていた。
僕は立ちあがった。