孤独女と王子様
僕の泣き止むのを、由依ちゃんは黙って待っていてくれた。
僕の手を握りながら。
しばらくして僕が落ち着いて来たと思った由依ちゃんは、
『そんな可愛く泣かないでよ。キスしたくなっちゃう』
と、微笑みかけてくれた。
「僕、これからがんばって立派な夫になってみせるから。由依ちゃんが遠慮してしまうような旦那にはなりたくないから」
『うん』
「明日、ここの産婦人科に行こう。一緒に」
診察を受けるのはもちろん由依ちゃん。
でも僕は付き添いたい。
由依ちゃんの夫として。
お腹の子の父として。
『でも、明日は土曜日だし、仕事じゃないの?』
「1組だけだったのが幸いして、交代できたから、休みを取った」
由依ちゃんは休み。
僕はさっき電話をして交代してもらうよう、先輩キャプテンにお願いをした。
僕の手を握りながら。
しばらくして僕が落ち着いて来たと思った由依ちゃんは、
『そんな可愛く泣かないでよ。キスしたくなっちゃう』
と、微笑みかけてくれた。
「僕、これからがんばって立派な夫になってみせるから。由依ちゃんが遠慮してしまうような旦那にはなりたくないから」
『うん』
「明日、ここの産婦人科に行こう。一緒に」
診察を受けるのはもちろん由依ちゃん。
でも僕は付き添いたい。
由依ちゃんの夫として。
お腹の子の父として。
『でも、明日は土曜日だし、仕事じゃないの?』
「1組だけだったのが幸いして、交代できたから、休みを取った」
由依ちゃんは休み。
僕はさっき電話をして交代してもらうよう、先輩キャプテンにお願いをした。