ミントグリーン~糖度0の初恋~




「頑張って大学生してる」


その言葉に思い切り吹き出した。


「何それ?
つまりは元気にしてるってこと?」


「シンタの分も大学生をきちんと全うするってさ」


「……何……それ?」


ピタリと表情を固めてしまった俺に清海は続けて言った。


「考えてみたらこっちに来てからシンタのことばかりに夢中で大学を疎かにしてたって。

でも、香折さんに会ってお前が心理学を一生懸命勉強してたって聞いたら反省したみたい。

それにお前は家の事情で大学を辞めなきゃいけなかったけど、大学でやりたい夢があったはずだ、ってさ。

自分までが大学を疎かにして目標達成できなかったら絶対ダメから勉強は思い切り頑張ることに決めたんだとさ」


「は……すげーね。……あいつ」



俺よりずっとしっかりしてる。


ってか、俺は情けな過ぎる…。




「で、そこから何がどう繋がったのか分からないんだけど、今はバイトもしてる。

俺の職場で。補助員みたいな雑用係だけど。



ナベ先輩に気に入られてベッタリ一緒にいるわ」



「はぁぁぁぁぁ?!」


ブンッと清海に首を向けて絶叫していた。


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