恋が、生まれました。*短篇集*
「何、小松?」


不意に日高くんを凝視していたらしく、日高くんと目があった。


「え、あ、えっと、何でもないよ!」


ちょっと私ってば、なんでこんなに慌てるの?
日高くんだって、ほら笑ってるしさ!



「変な奴。」


クククッと笑い、そんなセリフを吐く日高くんだけど、全然嫌味な感じではない。
日高くんは、ふいに友達との会話に戻ってしまった。



日高くんってやっぱりおサルさんなのかな?



ってことは、気になるヒトいるってことかぁ‥‥‥‥


日高くんは王子さまとゆうイメージではなくて、しいて言えば、チーター?


そうっ!颯爽と風のように走るチーターみたいな人なのかも‥‥‥私談だけど。
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