On Your Mark
「よし、頑張ろうぜ」
力強くレイが声を出して歩き出したのを見て、ソラは嬉しそうに笑って後についた。
「やばい・・・」
「どうしたの?」
「どうやらペスチニアが奥の手を使うらしい」
「はっ?奥の手?」
「恐らく、こちらが能力で向こうの動きを把握しているのが分かっているんだろう」
「インテルH2009かい」
「うん。
どうやらそれを打ち上げるらしい」
「あれを打ち上げられたら、能力が効かなくなっちまうんだろ?
だったら、ペスチニア軍だって困るだろうが」
「いや、こちらのほうが人数が少ない分、圧倒的に不利になるだろうね」
三人は黙ったまま下を向く。
それを心配してか、ソラが僕の腕を引っ張ってきた。
そのとき、以前にイビルが話していたことが頭の中に甦った。
力強くレイが声を出して歩き出したのを見て、ソラは嬉しそうに笑って後についた。
「やばい・・・」
「どうしたの?」
「どうやらペスチニアが奥の手を使うらしい」
「はっ?奥の手?」
「恐らく、こちらが能力で向こうの動きを把握しているのが分かっているんだろう」
「インテルH2009かい」
「うん。
どうやらそれを打ち上げるらしい」
「あれを打ち上げられたら、能力が効かなくなっちまうんだろ?
だったら、ペスチニア軍だって困るだろうが」
「いや、こちらのほうが人数が少ない分、圧倒的に不利になるだろうね」
三人は黙ったまま下を向く。
それを心配してか、ソラが僕の腕を引っ張ってきた。
そのとき、以前にイビルが話していたことが頭の中に甦った。