初恋 二度目の恋…最後の恋
営業室に戻ると、高見主任と折戸さんはアポがあるというので出かけてしまった。営業室に残されたのは私と小林さんで、小林さんはさっき貰った資料を熱心に見つめている。
時間はもうすぐ定時になる。私はさっきの中垣先輩の話があるという言葉が気になっていた。先輩と私が話すことなんか何もないはず。研究を離れた今、中垣先輩の話はなんだろう?そんな考え事をしながらパソコンに数字を打ち込んでいると、横から小林さんが話しかけてきた。
「これっていつくらいに実用化になるのかな?」
「分からないですが、まだしばらく掛かると思います。今の時点でかなり向上してますが、もう少しどうにかしないとコストの面で厳しいでしょう」
「そうなんだ。製品になるのはまだ先なんだね。でも、凄い」
「そう思います」
「あのさ、今日、飲みに行かない?今日の成果発表会のことで美羽ちゃんと話したい」
いきなりの小林さんのお誘いにドキッとしてしまった。口を開こうとすると、急に机の上に置いてある携帯が震えて…メールの着信を知らせる。メールは中垣先輩からだった。
『久しぶりに食事でもしながら話そう。本社の近くのカフェにいる。仕事を終わらせてからでいいから来てほしい。』
そんな画面に刻まれた言葉を読みながら私の心は揺れる。研究の成果は素晴らしい。そんな話を聞いて、私は先輩を妬むかもしれない。そんなことはないと思いたいが、その場になってみないとわからないと思う。それに今…小林さんに誘われた。
時間はもうすぐ定時になる。私はさっきの中垣先輩の話があるという言葉が気になっていた。先輩と私が話すことなんか何もないはず。研究を離れた今、中垣先輩の話はなんだろう?そんな考え事をしながらパソコンに数字を打ち込んでいると、横から小林さんが話しかけてきた。
「これっていつくらいに実用化になるのかな?」
「分からないですが、まだしばらく掛かると思います。今の時点でかなり向上してますが、もう少しどうにかしないとコストの面で厳しいでしょう」
「そうなんだ。製品になるのはまだ先なんだね。でも、凄い」
「そう思います」
「あのさ、今日、飲みに行かない?今日の成果発表会のことで美羽ちゃんと話したい」
いきなりの小林さんのお誘いにドキッとしてしまった。口を開こうとすると、急に机の上に置いてある携帯が震えて…メールの着信を知らせる。メールは中垣先輩からだった。
『久しぶりに食事でもしながら話そう。本社の近くのカフェにいる。仕事を終わらせてからでいいから来てほしい。』
そんな画面に刻まれた言葉を読みながら私の心は揺れる。研究の成果は素晴らしい。そんな話を聞いて、私は先輩を妬むかもしれない。そんなことはないと思いたいが、その場になってみないとわからないと思う。それに今…小林さんに誘われた。