初恋 二度目の恋…最後の恋
「どうかしたんですか?」
電話を切った小林さんは私の顔を見て、静かに声を響かせる。それは私の思ってもみなかったことだった。
「詳しくは分からないけど、美羽ちゃんのお祖母ちゃんの具合が急変したらしい。美羽ちゃんの携帯に連絡がつかないから高見主任は俺の携帯に掛けてきたみたいだ。すぐに病院に行くようにって」
私は急いで携帯を取り出すと、消していた電源を入れる。いつもは客先を出たらすぐに電源を入れるのに今日は入れるのを忘れていた。
私は急いで電源を入れると画面に浮かぶのはおびただしい数の着信履歴。病院と実家。そして高見主任からの着信で携帯の履歴は埋まっていた。これだけでも何が起きたのか分かってしまった。
「どうしよう」
「美羽ちゃん。行くよ」
小林さんは震える私の手からアイスクリームを取ると、自分の持っていた食べかけのアイスクリームと一緒にゴミ箱に入れると、私の手を引いて、アイスクリームショップから連れ出してくれた。ひんやりとした店内から暑い外に出ると一瞬クラっとしてしまう。それなのに恐ろしさのあまり私は身体を強張らせた。
『お祖母ちゃん!!お祖母ちゃん!!』
声にならない言葉が私の中で溢れてくる。そして、小林さんは店から少し離れたところまで行くと、キュッと私の身体を抱き寄せたのだった。
小林さんの身体の温もりが私を包み、静かに私を抱きしめ、シャツ越しに感じる身体を響く声が私を包む。
電話を切った小林さんは私の顔を見て、静かに声を響かせる。それは私の思ってもみなかったことだった。
「詳しくは分からないけど、美羽ちゃんのお祖母ちゃんの具合が急変したらしい。美羽ちゃんの携帯に連絡がつかないから高見主任は俺の携帯に掛けてきたみたいだ。すぐに病院に行くようにって」
私は急いで携帯を取り出すと、消していた電源を入れる。いつもは客先を出たらすぐに電源を入れるのに今日は入れるのを忘れていた。
私は急いで電源を入れると画面に浮かぶのはおびただしい数の着信履歴。病院と実家。そして高見主任からの着信で携帯の履歴は埋まっていた。これだけでも何が起きたのか分かってしまった。
「どうしよう」
「美羽ちゃん。行くよ」
小林さんは震える私の手からアイスクリームを取ると、自分の持っていた食べかけのアイスクリームと一緒にゴミ箱に入れると、私の手を引いて、アイスクリームショップから連れ出してくれた。ひんやりとした店内から暑い外に出ると一瞬クラっとしてしまう。それなのに恐ろしさのあまり私は身体を強張らせた。
『お祖母ちゃん!!お祖母ちゃん!!』
声にならない言葉が私の中で溢れてくる。そして、小林さんは店から少し離れたところまで行くと、キュッと私の身体を抱き寄せたのだった。
小林さんの身体の温もりが私を包み、静かに私を抱きしめ、シャツ越しに感じる身体を響く声が私を包む。