初恋 二度目の恋…最後の恋
「俺がついているから大丈夫だよ。美羽ちゃんは病院に電話して」
「でも、怖い」
「うん。それは分かる。でも、美羽ちゃんじゃないとお祖母さんの病気のことは分からないでしょ。俺が今からタクシーを呼ぶから、美羽ちゃんは電話して」
腕の力がゆっくりと緩められると、私は落としそうになりながら、自分の携帯の画面をゆっくりと撫でる。震える指で病院に電話を掛けると、すぐに電話が繋がって…焦る看護士さんの声が携帯から聞こえる。ナースステーションはいつもとは明らかに違う。
「先ほど坂上さんの心臓が発作を起こしました。ただいま、先生たちによる治療が始まってます。急いで病院に来てください。」
看護士さんの言葉が遠くに聞こえた。声は聞こえてはいるのに何を言っているのか私の頭では理解が出来ない。
お祖母ちゃんに発作が起こると…保障できないと言われている。そんなお祖母ちゃんが心臓の発作を起こしてしまった。次第に理解していく思考が私の身体を一層揺らす。ガタガタと壊れたおもちゃみたいに揺れ震える。
両手で自分の身体を抱き締めても一向に震えは止まらない。足元の床が崩れ落ちそうなほどの揺れを感じ自分の身体を支えることが出来ない。
怖くて怖くて堪らない。
息が出来なくなるほど、胸に痛みを感じる。
「どうしよう」
そんな私の零す言葉に電話をしながら小林さんが私の身体ををしっかりと片手で抱き寄せる。大きな優しい手に包まれても私の手の震えは止まらない。
「俺がいるから大丈夫。すぐにタクシーが来るから一緒に病院に行こう」
「でも、怖い」
「うん。それは分かる。でも、美羽ちゃんじゃないとお祖母さんの病気のことは分からないでしょ。俺が今からタクシーを呼ぶから、美羽ちゃんは電話して」
腕の力がゆっくりと緩められると、私は落としそうになりながら、自分の携帯の画面をゆっくりと撫でる。震える指で病院に電話を掛けると、すぐに電話が繋がって…焦る看護士さんの声が携帯から聞こえる。ナースステーションはいつもとは明らかに違う。
「先ほど坂上さんの心臓が発作を起こしました。ただいま、先生たちによる治療が始まってます。急いで病院に来てください。」
看護士さんの言葉が遠くに聞こえた。声は聞こえてはいるのに何を言っているのか私の頭では理解が出来ない。
お祖母ちゃんに発作が起こると…保障できないと言われている。そんなお祖母ちゃんが心臓の発作を起こしてしまった。次第に理解していく思考が私の身体を一層揺らす。ガタガタと壊れたおもちゃみたいに揺れ震える。
両手で自分の身体を抱き締めても一向に震えは止まらない。足元の床が崩れ落ちそうなほどの揺れを感じ自分の身体を支えることが出来ない。
怖くて怖くて堪らない。
息が出来なくなるほど、胸に痛みを感じる。
「どうしよう」
そんな私の零す言葉に電話をしながら小林さんが私の身体ををしっかりと片手で抱き寄せる。大きな優しい手に包まれても私の手の震えは止まらない。
「俺がいるから大丈夫。すぐにタクシーが来るから一緒に病院に行こう」