初恋 二度目の恋…最後の恋
焦る私に折戸さんはさっきの爆弾発言なんかなかったかのように穏やかに微笑むと静かにビールのジョッキに口を付ける。そんなありふれた仕草でさえ、優雅さを醸し出す。
「混乱するのは仕方ないと思う。俺がずっと日本にいるならゆっくり美羽ちゃんの気持ちを俺に向かせたかったけど、俺には時間がない。だから、今日はどうしても美羽ちゃんと二人で会いたかった」
折戸さんの言葉に思いが真剣なのだと分かる。これは冗談ではなくて本気だと。でも、私のどこを折戸さんは気に入ってくれたのか分からない。私は正直なところ、普通の女の子に比べると残念な感じがするし、研究しか取り柄のなかった私だ。そんな私が折戸さんにプロポーズされている事実が何かの冗談にしか思えない。
でも、目の前の折戸さんは真剣そのもので…。
「聞いてもいいですか?いつから私のことを思ってくれていたのですか?」
「俺もいつからかわからないけど、最初にドライブに行った時に楽しそうに笑っているのを見た時かな。でも、あの時は好きとか恋愛感情としての気持ちは分からなかった。でも、その後、俺に慣れてくれたのか、少しずつ笑ってくれることが増えて、可愛いと思ったし、俺も一緒にいると楽しかった。そして、自分が美羽ちゃんのことを本気で好きなんだと気付いた」
あの春の終わりの日。
折戸さんの車で小林さんも一緒にドライブに出掛けた。美味しい食事をして海ではしゃいで、高見主任のマンションにサプライズ訪問。一緒に飲んで笑って楽しかった私の大事な思い出。
「混乱するのは仕方ないと思う。俺がずっと日本にいるならゆっくり美羽ちゃんの気持ちを俺に向かせたかったけど、俺には時間がない。だから、今日はどうしても美羽ちゃんと二人で会いたかった」
折戸さんの言葉に思いが真剣なのだと分かる。これは冗談ではなくて本気だと。でも、私のどこを折戸さんは気に入ってくれたのか分からない。私は正直なところ、普通の女の子に比べると残念な感じがするし、研究しか取り柄のなかった私だ。そんな私が折戸さんにプロポーズされている事実が何かの冗談にしか思えない。
でも、目の前の折戸さんは真剣そのもので…。
「聞いてもいいですか?いつから私のことを思ってくれていたのですか?」
「俺もいつからかわからないけど、最初にドライブに行った時に楽しそうに笑っているのを見た時かな。でも、あの時は好きとか恋愛感情としての気持ちは分からなかった。でも、その後、俺に慣れてくれたのか、少しずつ笑ってくれることが増えて、可愛いと思ったし、俺も一緒にいると楽しかった。そして、自分が美羽ちゃんのことを本気で好きなんだと気付いた」
あの春の終わりの日。
折戸さんの車で小林さんも一緒にドライブに出掛けた。美味しい食事をして海ではしゃいで、高見主任のマンションにサプライズ訪問。一緒に飲んで笑って楽しかった私の大事な思い出。