初恋 二度目の恋…最後の恋
エレベーターの浮遊感が酔った身体には結構厳しい。でも、小林さんの身体に自分の身を預けていると気持ち悪さも半減する。コートの柔らかさに頬を寄せると、小林さんの心音が静かに聞こえてくる。その音は私を安心させてくれる。ゆっくりと歩きながら私の部屋まで来ると小林さんは持っていたスポーツドリンクを私の手に持たせてくれるのだった。
「ありがとうございました」
「うん。今日はかなり酔っているから、きちんと飲んでから寝るんだよ。どうしても具合が悪かったらいつでも電話して。絶対に俺が来るから」
小林さんも折戸さんに負けないくらいに過保護だ。本当に優しくて自然体の小林さんだからこそ、私を簡単に素直にさせてしまう。さっきまで送って貰って申し訳ないという気持ちでいっぱいだったのに、今は嬉しいという気持ちでいっぱいだった。
「はい。送って貰って嬉しかったです」
「俺のためにしたことだから気にしないで。俺も今から二次会に戻るけど、正直、この後どのくらい飲むか考えただけでも恐ろしくなる。でも、美羽ちゃんが俺を呼んでくれるなら俺は美羽ちゃんの所に来るから」
小林さんの言葉は本当に優しく甘い。さっきよりはかなり楽になっているから、買って貰ったスポーツドリンクを飲んで寝ていれば明日には大丈夫だろう。明日は休みだし、ゆっくりと時間を過ごして…。
「大丈夫だと思います。スポーツドリンクを飲んですぐに寝ますから」
「ありがとうございました」
「うん。今日はかなり酔っているから、きちんと飲んでから寝るんだよ。どうしても具合が悪かったらいつでも電話して。絶対に俺が来るから」
小林さんも折戸さんに負けないくらいに過保護だ。本当に優しくて自然体の小林さんだからこそ、私を簡単に素直にさせてしまう。さっきまで送って貰って申し訳ないという気持ちでいっぱいだったのに、今は嬉しいという気持ちでいっぱいだった。
「はい。送って貰って嬉しかったです」
「俺のためにしたことだから気にしないで。俺も今から二次会に戻るけど、正直、この後どのくらい飲むか考えただけでも恐ろしくなる。でも、美羽ちゃんが俺を呼んでくれるなら俺は美羽ちゃんの所に来るから」
小林さんの言葉は本当に優しく甘い。さっきよりはかなり楽になっているから、買って貰ったスポーツドリンクを飲んで寝ていれば明日には大丈夫だろう。明日は休みだし、ゆっくりと時間を過ごして…。
「大丈夫だと思います。スポーツドリンクを飲んですぐに寝ますから」