初恋 二度目の恋…最後の恋
何がいいと言われてもメニューの料理が全く想像できない。というか、メニューを見ているだけで緊張してきてしまう。どれもこれも美味しそうだけど、写真がついてないので何がなんだか分からない。
「嫌いなものとかはないです。よく分からないのでお願いしてもいいですか?」
「そっか。じゃ、俺が選ぼうかな」
折戸さんが選んでくれたのはコースではなくてアラカルト。前菜からデザートまでのコースになるように一つずつ一緒に選んでいく。その一つ一つが私が好きな方を選んでくれる。料理の内容を簡単に教えてくれるから楽しく選ぶことが出来た気がする。
テーブルにシャンパンが運ばれて来て、折戸さんが料理を頼んでくれると急に緊張してきたのだった。これは今までの食事とは違う『本格的なデート』だと思う。私は…折戸さんに今日、きちんと返事をしないといけない。
何度も考えて…その結果を話すことに今でも迷ってないとはいえない。でも、折戸さんなら私の思いを受け止めてくれるのではないかと思った。
「美羽ちゃんと最後の夜に乾杯」
そんな折戸さんの言葉に私は驚いてしまった。
綺麗に磨かれたグラスはテーブルに置かれたランプの光でキラキラと輝く。そして、その光を浴びて、折戸さんは瞳に光を受けている。眩いほどの光は優しく私を見つめていた。何も言えないでいる私に折戸さんは言葉を紡いでいく。
そんな言葉を聞きながら、私はただ折戸さんを見つめるしか出来なかった。
「嫌いなものとかはないです。よく分からないのでお願いしてもいいですか?」
「そっか。じゃ、俺が選ぼうかな」
折戸さんが選んでくれたのはコースではなくてアラカルト。前菜からデザートまでのコースになるように一つずつ一緒に選んでいく。その一つ一つが私が好きな方を選んでくれる。料理の内容を簡単に教えてくれるから楽しく選ぶことが出来た気がする。
テーブルにシャンパンが運ばれて来て、折戸さんが料理を頼んでくれると急に緊張してきたのだった。これは今までの食事とは違う『本格的なデート』だと思う。私は…折戸さんに今日、きちんと返事をしないといけない。
何度も考えて…その結果を話すことに今でも迷ってないとはいえない。でも、折戸さんなら私の思いを受け止めてくれるのではないかと思った。
「美羽ちゃんと最後の夜に乾杯」
そんな折戸さんの言葉に私は驚いてしまった。
綺麗に磨かれたグラスはテーブルに置かれたランプの光でキラキラと輝く。そして、その光を浴びて、折戸さんは瞳に光を受けている。眩いほどの光は優しく私を見つめていた。何も言えないでいる私に折戸さんは言葉を紡いでいく。
そんな言葉を聞きながら、私はただ折戸さんを見つめるしか出来なかった。