クレームの女王
大音量の音楽。
フロア一杯に埋め尽くされた人々。
それに対して黙々と皿を回すDJ。



究極の喧騒の中
麗華は今まで押さえつけられていた


感情が解放されていく気がしていた。


度数の強い酒を飲み
リズムに乗っていると

次々と男が現れては
誘いをかけてくる。

男達に囲まれ
麗華は気持ちよくなって行く。


これこそが私の人生の本当の姿。
何で今まで気がつかなかったんだろう?


いろんな事を我慢して
家族を支えるのが

良い人生。当たり前の人生。
そう思っていた。

でも違う。
< 120 / 206 >

この作品をシェア

pagetop