クレームの女王
「財布に傷がついたらどうするのよ!
ホントに悪い子だ祐樹は!


ママの言うことは聞かないし
大切な財布は放り投げるし


ホントにどうしようもない。


いいわ。わかった。
もう今日はやめにする。


そとで車に向かってかけっこは
もう遅いから明日にする。


それから祐樹みたいな悪い子は
今日晩御飯なし!いいわね」


麗華はそう言ってバッグと財布を
一生懸命磨き始めた。


「これがあれば…このバッグと財布があれば
人生が変わるのよ……………ふふふ」


そうつぶやきながらおとなしくなった
ママにほっとする祐樹。


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