クレームの女王
麗華は思い出したのだ。
お金をもらう切り札があることに。
麗華は余裕の表情を取り戻し
カバンの中からスマホを取り出した。
スマホを取り出した麗華を見て
謝罪の言葉を並びたてていた所長の表情が
一瞬固くなる。
「どうなされました奥様?スマホなんか取り出して…」
所長はそう言った。少し動揺しているらしく
やや表情が曇りがちになっていく。
そんな所長の表情をちらりと確認した麗華。
すこし笑いながらゆっくりとした口調で
口を開く。
「いや…このことをみんなに相談しようと思って。
私、わからなくなってきたんですよ。
だから、ネットで同じようにトラックが邪魔で
困っている人に相談しようと思って」
黙り込む所長。麗華はさらに言葉を続けていく。
「もちろん会社名も出さなきゃわかってくれないな。
そうだ。写真もつけよう。
この黄色いマークって有名だもんね。
同じ会社の車に困ってる人もいるだろうし…」
お金をもらう切り札があることに。
麗華は余裕の表情を取り戻し
カバンの中からスマホを取り出した。
スマホを取り出した麗華を見て
謝罪の言葉を並びたてていた所長の表情が
一瞬固くなる。
「どうなされました奥様?スマホなんか取り出して…」
所長はそう言った。少し動揺しているらしく
やや表情が曇りがちになっていく。
そんな所長の表情をちらりと確認した麗華。
すこし笑いながらゆっくりとした口調で
口を開く。
「いや…このことをみんなに相談しようと思って。
私、わからなくなってきたんですよ。
だから、ネットで同じようにトラックが邪魔で
困っている人に相談しようと思って」
黙り込む所長。麗華はさらに言葉を続けていく。
「もちろん会社名も出さなきゃわかってくれないな。
そうだ。写真もつけよう。
この黄色いマークって有名だもんね。
同じ会社の車に困ってる人もいるだろうし…」