クレームの女王
やがて配達の準備が整いましたの文字が
スマホに現れた。


その文字を見て自然と笑顔になっていく麗華。
配達予定日。今日。


麗華は今日もパートを休んで
一日荷物が配達されるのを待つことにした。


ピンポーン!


呼び鈴が鳴ると同時にダッシュする麗華。
しかし隣の奥さんが回覧板を持ってきただけだった。


不愛想に回覧板を受け取ると
しょぼんと部屋に帰る麗華。


テレビをつけているけど
内容が頭に入ってこない。


窓から差し込む陽の光が
ぽかぽかと麗華を照らしている。



そして時は来た。


荷物を持ったドライバーが
麗華のマンションに入っていくのが


窓から見えたのだ。


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