クレームの女王
白いブランド物の財布を手に取る麗華。


これは本当に自分のものなんだろうか?
不思議な気分。


でも自分の体の中から
気持ちの良い何かがあふれかえっていくのが


確かに感じられる。


高揚と興奮が同時に麗華に襲いかかってくる。


「はあ…」


あまりの嬉しさにため息をつく麗華。


財布のタグを切り取り
カードと札を一枚ずつ入れていく。


そしてすべてのものを入れ終わったとき
麗華は確かにほしくてほしくて仕方がなかった


ブランド物の財布が自分のものになったと
実感できた。

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