【実話】終わらないトンネル


小学校5年生

毎日の時間の流れはとても遅かった

「周りは毎日楽しそう」

とにかくこればっかりが
頭の中に心の中にグルグルグルグルと
ひっきりなしに回り続ける


学校なんて早く終わって、放課後が来て欲しい
けれど、家にも帰りたくない
友達と遊びたいけど自分に自信がないから
輪に入ろうとも思えない
となると居場所がなく苦しくなる


楽しかった事と言えば、自主勉強や研究発表やら
まとめ系の達成感のある宿題だった。
私は創作的な勉強がとても好きだった
図工や社会や理科の自主勉強


休み時間はほぼ先生と話して過ごしていた

何故かは特に理由がないが
これまた大人の方が話しやすく
一緒に居て楽しかったからだ

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