鈴姫戦記 ~ふたつの悲しい恋物語~



 曾爾と曾於はそれぞれの女房を従え、部屋へと戻っていく。


 双子は、屋敷に入るなり、服装が変わった。


 夏のあの空のような青の髪は、漆黒の黒に。


 美しい翡翠色の瞳は、黄緑がかった灰色の瞳に。


 服装も、曾爾は十二単になり、曾於のものももっと豪華なものになった。



 変身が、解けた。


 
 お母さんと、一緒だ。

 
 あたしたちは、一つの大きな座敷に通された。



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