できちゃった結婚です!



握られた手を自分の方に近付けて小さく言う。

新にもう一度、と言われて言おうとしたけれど
それは言葉に出来なかった。



新の唇が重なったから




「俺は何があってもずっと杏の傍にいる」


「うん、わたしも」



そう誓いを立てて、わたしたちはもう一度キスを交わした。




寒さなんてちっとも気にならなかった


新と思いが通じて幸せで


それだけで嬉しくて。



ちゃんと心から夫婦になれるんだって


そう思ったのに。








「わたしの新君を、返して下さい」



どうして今こういう状況に陥っているのでしょうか?




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