できちゃった結婚です!
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今、わたしの真正面に座ってコーヒーを飲んでいるのは
新の元カノ、らしい女の子。
わたしよりも一つ年下で、雑誌に出てきた感じの可愛い女の子だ。
少し茶色がかった髪をふんわりカールさせていて、
着ている黒のワンピースも大人っぽさがありつつもどこか
可愛らしい感じがしてとても似合っている。
ぶっちゃけて言うと、わたしとは正反対の女の子だ。
「私、新君の事が好きで、お付き合いしていたんですけど。
突然やっぱり無理、別れると言われてしまって..」
そう言うと泣きだしてしまう彼女。
えーっと、どうしてこういう事になってしまったんだっけ?と
再び今日の事を振り返ってみる。
年が明けて、数日が経ったある日。
百貨店に向かう途中にわたしの携帯に一通のメールが届いた。
差出人は不明。
すぐに消去することも出来たけれど、
新君の事で。とタイトルに書かれてあったので慌ててメールを開いた。
揺れる電車の中でその内容を読んでどうしようか
返信に迷った。
内容はとてもシンプルで、元カノらしい文章だった。
“新君の事でお話があります”